粗相をしたらすぐ消臭

臭いでトイレの場所を覚えます。
地面の臭いを嗅いでみて、あ、ここはトイレの場所だ!(゚∀゚) と確認します。

みなさんも、散歩中の犬が路面などの臭いをクンクン嗅いで、毎回同じような場所でおしっこをする光景をご覧になったことがあると思います。

ですので、トイレ以外の場所で粗相をしてしまったら、オシッコやウンコの臭いを完全に消し去る必要があります。
さもなければ、次も同じ場所で粗相をしてしまいます。



逆の見方をすれば、尿やウンコの臭いがわずかながら残っていれば、トイレの場所を覚えさせやすくもなります。
そのようなしつけ用のトイレシートも多数発売されています。


糞尿の消臭の仕方

人間でもそうですが、おしっこの臭いにはアンモニア臭が含まれています。
このアンモニア臭を発生させるアンモニア、健康な人や犬であればおしっこしたての時は尿にアンモニアは含まれていません。
(膀胱などに病気のある犬は、おしっこしたてでもアンモニア臭がする場合があります。おしっこしたてなのにアンモニア臭が漂う尿をする場合は、動物病院で検査した方が無難かと思います)



それが、時間が経つと徐々にアルカリ性のアンモニアが生成され、アンモニア臭い例の刺激臭がしてきます。
そこで効果的なのが、お酢やクエン酸などの酸性の液体です。
アンモニアを中和して、アンモニアの刺激臭を緩和できるのです。

ただし、ここで幾つかの問題が発生します。
一つ目は、水で薄めたお酢でアンモニアを中和して消臭すると、お酢のニオイがしてしまうと言うことです。
これでは、アンモニアの臭いは減少したけど、お酢臭くなったなと言う話になります。

それではと言うことで、次に候補に上がるのがクエン酸です。
クエン酸は殆ど臭いがしませんので、お酢のように後からお酢臭くなることもないです。

でも、クエン酸をワックスをかけた床コンクリート大理石御影石の素材の床や壁に撒いてしまうと、お部屋やコンクリートや大理石などの材質を痛めてしまう可能性がありますので、それらの場所では使うことができません。
(酸性のクエン酸がアルカリ性のコンクリートや大理石と反応して、コンクリートや大理石を痛めてしまうため)



それでは市販の消臭剤 を・・・となるわけですが、その場合は犬や子供に対して安全かどうかが重要になります。
特に、室内で消臭剤を使用する場合は、直接肌に触れるわけですから、消臭剤は慎重に選ぶ必要があります。

また、化学物質に対するアレルギーのある方(ご家族や犬などのペットも)、お肌の荒れやすい方呼吸器に何らかの疾患のある方も、消臭剤選びには注意が必要かと思います。

天然系の成分を使用した比較的安全性の高い価格の高めな消臭剤は、売れる本数が圧倒的に少ないため、一般の小売店では販売されていないことが多いです。
ですので、どうしも天然系の安全性の高めな消臭剤を購入したい場合には、通販を利用すると便利なのではないかと思います。

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