食い意地の張った犬の盗み食いを矯正する方法は・・・ない!
2014年某日、干し柿を作りました。
干し柿用の柿(渋いやつ)をスーパーで販売していたので、その干し柿用の柿を買ってきて、皮を剥き、外に干してあったのです。
ところが、雨が降ったので、外に干してあった干し柿を家に取り込みました。
それが悲劇の始まりでした。
うちの犬がソワソワ、クンクンしだしたのです。
どうやらこの時、『 これは美味しいものらしい ( ̄ー ̄) 』と言う事を知ってしまったようです。
そこで、うちの犬の手に(口に)届かなさそうなところに干し柿を避難させておきました。
高い場所でも届く大型犬
小型犬であれば口の届かない場所でも、背の高い大型犬であれば口が届いてしまうことがあります。
しかも、何かに手をかければ、立ち上がることもできるため、さらに高い位置に口が届いてしまいます。
こうなると、盗み食いされそうなものは、相当高い位置においてやらないと、犬の盗み食いの餌食になってしまいます。
大型犬の飼育の難しいところの一つはこの点です。
かなり高い位置に保管しないと、盗み食いされてしまう可能性が高いのです。
今まで、盗み食いをさせないように色々とやってきましたが、結局、盗み食いは改まりませんでした。
しつけよりも欲が先立ってしまうのです。
5000回のヨシヨシヾ(^^ )よりも1個のリンゴです。
そんなわけで、この時に避難させておいた干し柿の高さは少し足りなかったようで、悲劇的なこととなってしまいました。
干し柿が・・・ない!
うちの犬の盗み食いを防止するべく、干し柿を高い場所に避難させてはいたものの、どうやら何とかしてうちの犬は食べることに成功したようでした。
『 ようでした 』と言うのは、その現場を誰も見ていないからです。
干し柿を避難させて置いた場所に行くと、どうも干し柿の数が足りない。
どうしてこんなに少ないんだろう?
しかも、ヘタらしきものがいくつも床に散らばっている。
これはもしや・・・。
予感は的中しました。
スヤスヤ寝ているうちの犬のお腹が膨れていたのです。
ああ、食っちゃったんだな、おまえ食っちゃったんだな。
お腹が膨れて大満足すぎて、ご飯の時間になっても起きてこないうちの犬。
そりゃそうです。
まるでジャムのように甘くトロットロになった干し柿を、ほぼ全部食べちゃったわけで、しかも、お腹もパンパンに膨れてしまっているわけで。
起きてくるわけがありません。
どうすれば盗み食いが改善するのか、結局わからず仕舞いだった
うちの犬のこの盗み食いですが、結局、どうすればよかったのかわからず仕舞いでした。
うちの犬は、最後の最期まで食べ物への執着が凄まじく、亡くなる直前までものすごく食べていました。
お医者さんも驚きの食欲で、悪性リンパ腫で亡くなる2日前までご飯を食べていたのでした。
なので、結局、食べ物を高い場所に置く、食べ物のある場所をゲートやサークルで囲って隔離するしか方法はありませんでした。
普通の食べ物は台所にありますので、台所を囲ってしまえば大体のものは大丈夫なので、普通はこれでOKでした。
干し柿みたいなケースだとアウトでしたが。(;´_`;)
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