フローリングと犬の関節

フローリングは非常に掃除のしやすい床です。
フローリングですと掃除機の馬力も少なくて済みますし、ハンドワイパーでサクっと毛が取れるのも魅力です。
でも、犬の立場に立ってフローリングを見てみるとどうでしょう?


犬の関節に負担がかかるわけ

フローリングの床は滑りやすいです。
床面がツルツルしているからです。
また、犬の肉球や肉球の周りの毛も、フローリングに対しては滑りやすく出来ています。

このことは、犬が歩いたり走ったりするときに、犬の関節に負荷をかけてしまう原因になります。
さらに、犬の爪は人間の靴で言うと「スパイク」の役割を果たしていますので、爪が床に食い込まないと犬にとっては走ったり歩いたりしにくいのです。


小型の成犬であればまだよいとしても、大型犬の仔犬であれば、関節部分がまだ成長過程にあるので、足が滑った際に関節に負担がかかると、関節を痛めてしまう原因になります。
また、関節の悪い犬についても、歩いたりするときに滑りながら歩かなくてはならないようでは、歩くたびに関節に負荷がかかりやすくなります。

ですので、フローリングの床で犬を飼われる際には、床にカーペットなどを敷くようにして、関節に負担がかからないように気をつけられたほうが宜しいのではないかと思います。

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