【気になって】 父の入院とうちの愛犬 【仕方ない】

父ががんで入院していたときのこと・・・
手術直後は手術で具合が悪くて我が家の愛犬のラブを気にするどころではなかったのですが、手術後しばらくすると体調も戻り、退屈な入院生活であれやこれやと考えるようになりました。

そんなときに、父はうちのラブが心配になってしまうらしく、毎晩のように電話をしてきて、ラブ(うちの飼い犬)の様子を聞いてきます。

父は、昼に私や母がお見舞いに逝ったときにも様子を聞いているので、夜に聞いても仕方ないと思うのですがよっぽど気になるらしく、「ラブは大丈夫か〜、鳴き声が聞こえんようやけど〜 (゚ε゚)」と、聞いてきます。
(うちの子はラブラドールなんで、元々、要求吼え以外はめったに吠えないんですが・・・)

更に昨日からは、別バージョンも登場しました。
「あのな〜、ドイツで鳥インフルエンザにかかった鳥を食うたネコが鳥インフルエンザにかかったんやて」
「ラブも鳥インフルエンザにかからんように気ぃつけろや〜 (゚ε゚)」

「もぅ、何度も言わんでもわかっとるがな〜 (´A`)」
・・・と、言おうかと何度も思いましたが、ストレスは治療の妨げになるので言うのはやめました。


【感激の涙】 父の退院の日 【退院の日】

ところで、そんな心配性のうちの父もいよいよ退院の日とあいなりました。
そこで、私は父が喜ぶようにと思い、我が家の愛犬を連れて病院にお迎えに行きました。
父の入院中の荷物とあわせると、うちの愛車のフォレスターはすし詰め状態で、パンパンでございました。(空気薄かったでし〜(´・ω・`))

我が家の愛犬は、父と再会したときにはそれはもう大喜びで、ギャオギャオしておりますた。
しかしながら、ギャオギャオしていたのは我が家の愛犬だけではなく、父も同様にギャオギャオでした。

「おぉ〜!そーかそーか、寂しかったのかぁ〜」
「そーかそーかぁ〜。・゚・(つД⊂)・゚・。」

まぁ、二人で感激の再会をしていたわけですが、何せ、我が家の愛犬は30kgを超える大型犬ですので、うちの子が父の手術跡辺りに手をやるたびに、内心ヒヤヒヤしながら生暖かく見守っていたのでした。
(退院直後にうちの子に蹴りを入れられたら、父はまた入院してしまうことに・・・)

まぁそんなわけで、久方ぶりに父と再会を果たした我が家の愛犬は、添い寝をしたり愛想を振りまくったりして、父と久方ぶりの再会を喜んだのでした。

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