【頭悪い?】 訓練のしやすさと知能

犬には訓練のしやすい犬と、そうで無い犬がいます。
あたかも猫のように自分をしっかりと持っていて、自分の行動は自分で考え、指示に従うことを好まない犬がいるのです。

特に訓練のしにくい犬種として有名なのが「アフガンハウンド」です。
アフガンハウンドは、飼い主の言うことを聞き難く、名前を読んでもさっさと飼い主のもとに来なかったりする子が多いようで、パッと見は非常に頭の悪い子のように見えてしまいます。

しかしながら、アフガンハウンドは頭が悪いのではないのです。
非常に頭がよいのですが、昔から狩をするときには獲物を自分で考えて追い回すので、指示に従って行動するよりも、自分で物を考えて行動する特性の強い犬が選択されて、繁殖されてきたのです。
当のアフガンハウンドにしてみたら、 「私、頭は悪くなくてよ (-"-#)」と言いたいところかと思います。



ところで、訓練のしやすさで案外と誤解を受けているのがラブラドールレトリバーかと思います。
盲導犬や警察犬や災害救助犬としても大活躍し、自分で物を考え、さらに忠実に飼い主の指示に従うスーパードッグのように思われていますが、私がうちのラブを獣医さんに連れて行ったときに獣医さんに言われた第一声が・・・

「ラブラドールは人を見るからね〜、一度なめられたら言うこと聞きませんよ」です。

あれだけの知能を持った犬です。
そりゃ、飼い主がなめられたら言うことを聞くわけないわけです。
そのようなわけで、ラブラドールレトリバーをこれから飼おうと思われておられる方、この点だけはぜひお気をつけになったほうが良いかと思います。

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