【寄るな】 犬種と警戒心 【触るな】
番犬に向いている犬種と、番犬には不向きな犬種があります。
もちろん個体差はあります。
また、育てられ方によっても警戒心は大きく変わってきます。
しかしながら、一般的な傾向として、警戒心の強い犬種とそうでない犬種がいるのも確かであると思います。
ここでは、警戒心の強い番犬向きの犬について考えてみたいと思います。
【ガルルルル】 テリトリー意識
主に番犬として使役されてきた犬は、テリトリー意識の強い犬が多いです。
日本犬などは特にそうです。
テリトリー意識が強い犬は、テリトリーによそ者が侵入することを極端に嫌います。
ですので、よそ者が来れば吼えたり唸ったりして相手を威嚇しますし、事や次第によっては噛み付いたりもします。これは、番犬には無くてはならない大切な性格です。
その一方で、ゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーなどは、非常に友好的です。他所の人が家に入ってきても、お友達が来たかのように尻尾を振って出迎えます。
テリトリー意識が低いので、来客がしょっちゅうあって頻繁に吼えられては困る場合は良いですが、番犬としてはいささか不向きであるように思います。
もし、番犬として犬に働いてもらいたいのであれば、番犬に向いたテリトリー意識の強い固体を飼われることをお勧めしたいと思います。(ただし、番犬として働く以外にも無駄吠えをたくさんする犬にしないために、訓練が必要であると思います)
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