吼え方を観察してみよう

犬は様々な吼え方をします。
ですので、犬の吼え方から犬の気持ちを読み取ることで、犬の立場で物を考えてみると色々な物が見えてくるかと思いますので、是非一度観察してみてください。


吼え方 内容|吠え方
絶え間なく激しく吼える 強い警戒心の表れです。
まったく知らない赤の他人が、自宅の敷地内に進入したり、近づいたりしたときなどにこの吼え方をすることがあります。

ワンワンワンワン!!!!!!
間をおいて吼える 誰かに伝えたいと思う心の表れです。
飼い主さんに何かの異変を訴えようとして吼えているときにこの吼え方をすることがあります。
また、要求吼えをするときにもこのような吼え方をすることがあります。
ワン、ワン
唸りながら吼える 犬が危険だと感じていたり、かなり強い警戒心を持っていて、感情が高ぶっているときに、この吼え方をすることがあります。ですので、このような吼え方をしている犬に接するときは注意しましょう。

ウーッ
ワンワンワン!!
鼻を鳴らすように鳴く 寂しさや不安感の表れです。
仔犬に多く見られますが、成長しても甘えん坊の子が発することがあります。

キューン
キューン
甲高い声で吼える 強い欲求があるときにこの吼え方をすることがあります。無駄吠えのしつけをされていない子が、散歩やゴハン前などにこの吼え方をすることがあります。
ヒャン、ヒャン
悲鳴のように鳴く 強い痛みがあるときにこの鳴き方をします。
犬は基本的に痛みに強い子が多いですので、悲鳴のような鳴き方をする場合は、かなり強い痛みであるかと思います。

キャーン
鼻に抜けるように鳴く 甘えるときにこの声を発することがあります。
仔犬に多く見られますが、成長しても甘えん坊の子が発することがあります。

クゥーン

鳴き方と犬の個体差

うちの子は精神的に甘えん坊で幼い面がありますので、「キューン、キューン」や「クゥーン」という鳴き方をします。
その反面、インターホンや電話が鳴っても「ワンワン」吼えることはありません。

しかし、宅配の方が玄関に入ると「ワンワンワンワンワンワンワンワン!!!!!!」と吼えます。(実際にうちの子は宅配の方にお会いすると、シッポを振って愛想しまくりますが、目の前に人が居ないのに誰かの気配がするのが怖いようで、実際に玄関にいる方とお会いするまでは吼えようとします。)

吼え方は犬によって千差万別です。
甘え泣きをしない子もいれば、警戒吼えをしない子まで様々です。
自分の愛犬がどのような時にどのような鳴き方をしているのかをしっかりと観察した上で、無駄吠え防止のしつけを行ってみてください。恐らくですが、ほとんど観察せずに「吼える」ということだけでしつけするよりも、より効果的にしつけができるかと思います。

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