【高脂肪】 肝臓と犬用おやつについて 【高カロリー】
肝臓の負担のかかりやすい食べ物としては、以下のようなものがあります。
- 高カロリー・高脂肪のおやつ
- 大量の食べ物(ドッグフードなど)
- 肝臓での分解作業などが必要な成分の入っているもの
具体的にはこんな感じになります。
- 豚耳やジャーキーなどの犬用のおやつ
- その他、高脂肪・高カロリーの犬用おやつ
- 大量のドッグフード(規定量オーバー)
- 人間用の高脂肪・高カロリーのおやつ
- 大量の果糖の含まれている果物
(果糖は肝臓に負担をかける) - お酒などの解毒を必要とするもの
この他にも、沢山の犬の体にとって良くない食べ物があります。
肝臓の良くない犬は、これらの肝臓に負担がかかるものはできるだけ与えないようにすることが大切です。
特に、これは動物病院でも何度も言われたことなのですが、おやつを与える代わりにドッグフードを与えて、これ以上肝臓の負担をかけないようにした方がよいです。
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また、ドッグフードも食べ過ぎると肝臓に負担がかかってしまったり、脂肪肝になってしまいますので、ドッグフードをおやつ代わりに与える時は、おやつとして与えた分を規定量から削って食事を与えることが大切になります。
食事として与えるドッグフード = 規定量 − おやつとして与えた量
意外と怖い脂肪肝と肝硬変
脂肪肝や肝硬変は意外と怖いです。
というのも肝硬変になってしまうと肝癌になりやすく、脂肪肝が悪化すると肝硬変になりやすいからです。
脂肪肝 → 肝硬変 → 肝癌になる
(肝硬変になる原因は、カロリーの摂り過ぎによる脂肪肝以外にもウイルス感染や、アルコールや薬剤などの摂取などがあります)
肝硬変のままであっても、肝臓の機能が落ちてしまいますので、お薬を飲む必要が出てしまったりしますので、肝癌にはならずとも、肝硬変にならないように、日頃から注意しておいた方が良いように思います。
肝臓は、非常に再生力の高い丈夫な臓器ですが、一度肝臓が悪くなってしまいますと、直すのに時間がかかってしまいます。
肝硬変になった部分は元に戻りにくくなってしまいますので、できるだけ肝硬変にならないように予防してあげる事が大切です。
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家族がおやつや餌を与えてしまう場合
家族がおやつや餌を与えてしまって困るときには、肝臓のことや肝硬変や肝癌のリスクが上昇してしまうなどのことについて話して、理解してもらうことが大切かと思います。
うちの家では、父が犬が可哀想だとと行って豚耳などを与えまくっており、それが肥満や肝臓の病などを悪化させ、かえってうちの犬にとって可哀想な事になってしまいました。
(体に負担がかかることを言ったのですが、心配しすぎだと思いっきり逆切れされてしまいました)
肝臓の状態の調べ方
肝臓の状態は、動物病院で血液検査をすればすぐに分かります。
うちの犬のように、黄疸などの症状がなくとも、肝臓の数値は悪くなってしまっていることがあります。
肝臓の検査の結果、生活習慣などについて指示をしてもらえないこともありますし、詳しく指示をしてもらえることもあります。
指示をしない獣医師さんも指示をする獣医師さんもいるので、どの獣医師さんに当たるかで、指示されるされないが別れます。
指示しない理由には、そんなに厳格に体調管理するように言っても、犬を飼う楽しみがなくなってしまっては意味が無いと考えておられる獣医師さんだったり、説明が今ひとつ不得意だったり、忙しかったりなどがあるようです。
色々と獣医師さんから指示してもらいたい飼い主さんは、指示してくれる動物病院を探して変えるか、担当の獣医師さんを変えてもらうなどすると良いかと思います。
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