【小肝症】 肝臓の数値改善への道 【ダイエット】

最新の肝臓の数値は、【苦労の甲斐あり】 ほぼ肝臓の数値改善を御覧ください。
(何と、肝臓の数値44まで下落しました)


うちの犬は、前足の付け根巨大イボ(腫瘍)ができてしまったわけですが、その巨大イボ除去手術前の血液検査で、肝臓が悪いことが判明しました。
血液検査の肝臓の数値は2つあるのですが、そのうちの一つ(GTP)が悪かったのでした。
(もう一つの数値(GOT)は正常でした)

悪い方の数値は260でした。
正常の値は50くらいまでなそうですので、だいぶ悪いです。

とまあ、肝臓の数値は悪かったのですが、肝臓以外の数値は悪くなかったですし、手術に使うお薬は肝臓には関係ないようですので、前足の巨大イボの除去手術は行うことにしたのでした。
そして、手術は無事成功しました。

ラブの足の巨大イボ(腫瘍)除去


と言うわけで、手術後の回復を待ちつつ、1ヶ月ほど様子見することにしました。
ちなみに、それまではジャーキー豚耳犬用ガムなどの高カロリーのおやつをバカスカ与えていたのですが、どうやらそれは肝臓には非常によろしくないと言うことで、原則おやつは禁止どうしてもと言う時(グルーミング時のご褒美の前後賞など)には、ドッグフード(アレルギー犬、高齢犬用、フィッシュ&ライス)を与えることにしたのでした。

そして、そんな感じであっと言う間に1ヶ月が経過しました。
そこで、再血液検査をして、肝臓の数値がどう変わったのかを見てみることにしました。

すると、何と驚き。
肝臓の数値が増えてしまっていたのでした。\(◎o◎)/
(肝臓の数値 260 → 270)

そのようなわけで、肝臓のレントゲン検査エコー検査を受けることにしたのでした。
レントゲン検査があるためか、全身麻酔での検査となりました。
そこで、昼前にうちの犬を病院に預けに行きました。

その後、夕方になって、うちの犬を引き取りに行きました。
まだ、麻酔が入っているのか、うちの犬はトロンとしていました。
(エコー検査のためにお腹の毛をガバっと剃られていました)
その検査の結果、以下の様な診断を受けました。



1. うちの犬は、どう犬種の半分くらいの肝臓しかない
肝臓が小さくなる理由に 『 肝硬変 』 などがあるそうなんですが、うちの犬の他の検査結果(血液検査やレントゲン検査など)を見ると、どうやら肝硬変と言うことではないそうです。


2. 元々肝臓が小さかった可能性がある
前足の巨大イボ(腫瘍)の治療のために病院を変わってしまったので何とも言えないですが、元々肝臓が小さい子がいるようで、どうやらうちの犬は元々肝臓の小さい子だった可能性があるようです。


3. 肝臓が小さいせいで、肋骨のあたりまで肝臓が上がっている
肝臓が小さいせいで、肋骨の辺りまで肝臓が上がってしまいエコー検査が大変だったらしいです。この頃はまだ、かなりのメタボさんでしたので、もしかしたらそのせいかもと思いましたが、恥ずかしいので黙っていました。(^.^;


肝臓の方はこのような感じで終わったんですが、どうやらうちの犬は背骨も悪かったようでした。
(背骨の間隔が狭まり、一部の背骨は神経側に飛び出して脊椎の神経を圧迫してしまっているようでした)

そんなわけで、今後は車の乗り降りはできるだけさせないようにして下さいと言われました。
(あと、高い段差の昇り降りも)
そんなこんなで、その後の治療方法はこうなりました。


1. 薬・注射で肝臓の状態を良くする
週一の肝臓のお薬の注射と、毎日朝晩の投薬。


2. ダイエットする
背骨が悪いので食事制限で痩せる


3. ドッグフードは今の8割程度に抑える
今はドッグフードを与えすぎているので、ドッグフードの量を減らす
犬がお腹が空いてしまうようなら、かさ増し用の野菜でかさ増しする


4. ジャーキー・豚耳などのおやつは禁止
カロリーの高いものなどは肝臓にとって負担な上に、太りやすいため


ところで、このすぐ後で鉄腕DASHと言う番組でデブ犬克服法をやっていました。
その中に、犬用のダイエット食についても紹介されていました。

お肉で出汁をとってスープを作り、その中に刻んだお野菜を入れ、さらに粉寒天を加えると言う簡単なものです。
これはいいということで、早速やってみました。

関連ページ

【寒天】 犬のダイエット食の作り方 【野菜】

【食事制限】 デブ犬ダイエット大作戦 【おやつ制限】

【ダイエット】 ミキサーでかさ増し用野菜寒天を作った 【健康】


ちなみに、犬は胃袋が膨れていると満腹になってしまうんだそうで(カロリーは無くとも)、これは結構羨ましいかもです。(^.^
(人が犬みたいだったら、高価な低カロリー食品やダイエット食品などを用いずとも、寒天をバカスカ食べるだけで、いつでも満腹になれそうですし)

そんなこんなで、さらに1か月後、肝臓の数値は 270 → 160 まで下がりました。
体重は、33.4kg → 31.6kg まで下落しました。
(それから1か月後の体重は、30.8kg まで下がりました)

だいぶ痩せましたねー (´・∀・`) と、担当のお医者さんから言われましたので、鉄腕DASHを見て寒天野菜のかさ増しを実践していることを言いました。
(その獣医師さんもその番組をご覧になっていたようです)
その後、今後の治療方針を言われました。


1. 肝臓は少々減っても再生できるので多分大丈夫


2. 肝臓の数値をゆっくりコントロールしていく
肝臓は完全には良くならないかもしれないが、悪くならないようにコントロールしていくことで長生きさせられるので、ゆっくりと悪くならないようにコントロールしていく。
(肝臓がんになれば、肝臓の数値が1000を超えて治療もできなくなってしまうが、この程度の数値であれば、正常値までなくても大丈夫)


3. 今後は、前よりも緩いお薬に変え、2週間に1度の注射
(肝臓のお薬は毎日飲ませる)


油かすの誤食で肝臓の数値が激増!

2013年4月、うちの犬は油かすを誤食しました。
油かすは植木鉢の中に入っていたんですが、植木鉢を倒し、その中の油かすと土を地面に撒き散らして食べました。
油かすや古い油などの使い古された油の匂いは、犬にとっては非常に嗜好性の高い食べ物です。
それなのに、油かすや古い油は、犬にとっては食べると危険なものだとは犬は理解するとこが出来ませんので、手や顔の届くところに置いてしまうと、ついつい食べてしまうわけです。

そんなこんなで、油かすを食べてしまったうちの犬。
次の朝までに2度も吐き戻しました。

そこで、次の日の朝、うちの犬を病院に連れて行きました。
そして、念のため血液検査をしてもらったら、肝臓の数値600まで跳ね上がっていました。/(^o^)\ナンテコッタイ
あまりの肝臓の悪さに、獣医師さんも驚いておられました。

そのようなわけで、その後しばらくはまた、数日置きに病院で肝臓の注射を打ってもらうことになったのでした。
数ヶ月後には、肝臓の数値は100程度まで戻りました)


そして肝臓が改善

そんなこんなで波瀾万丈の肝臓治療でしたが、数カ月後には肝臓の数値は80〜100程度をウロウロするようになりました。
現在も治療継続中です。(^.^
ちなみに、体重が軽くなり体調も良くなったせいか、お散歩の時は前よりも調子よく歩くようになりました。

追記

最新の肝臓の数値は、【苦労の甲斐あり】 ほぼ肝臓の数値改善を御覧ください。
(何と、肝臓の数値44まで下落しました)

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