【汚れ】 外耳炎の治療について 【臭い】

うちの犬は、外耳炎治療をするまでは猛烈な耳の汚れ方をしていました。
主に、耳の汚れはコールタール状の黒い油のようなものです。
それが耳の内側に大量に貼り付いていました。

しかも、凄まじい臭いでした。
臭いのきついチーズをさらに腐らせたような臭いです。
じゃあ、うちの犬は猛烈に痒がっているのかと言ったらそんなことは全然なく、ケロッとしていました。
(写真の耳は、治療後に良くなったところの写真です)



何時頃からそうなっていたのかと言うと、うちの家に来た時にはもうすでにそうなっておりましたので、うちの家に来る前には発症していました。
子犬の頃、別の獣医師さんに診てもらった時には、耳ダニが発見されました。

で、その時も耳はすごく汚れていたんですが、ちゃんと耳掃除をするように言われて終いでした。
そんなわけで、10年以上も毎日毎日耳掃除をしていたのですが、毎日真っ黒なコールタール状の耳垢を取っても取っても耳の奥からドンドン出てくるので、一日で耳の中は真っ黒になりました。

しかし、何年経っても少しも耳の状態は改善しませんでしたので、これは多分体質なんだろうと思い、毎日耳掃除する以外は放置していました。


外耳炎発見

そんなある日、とあることから病院を変わったのですが、その時の担当の獣医師さんがうちの犬の耳を診られました。
そして、どうやら外耳炎を起こしているらしいと言われました。
今まで耳ダニ以外では耳のことについては何も言われませんでしたので、すごく驚きました。

その時、「耳は痒がってませんか?」と訊かれたのですが、本当に耳を痒がっている様子はありませんでした。
(確かに、耳ダニを駆除するまでは、非常に痒がってはいたわけですが、耳ダニ駆除後は耳を痒がっている様子はありませんでした)

で、この外耳炎の原因ですが、どうやら菌が繁殖していることで起こっているようでした。
ネットで調べると、どうやらアラカス菌と言う菌らしいです。
そんなわけで、うちの犬の外耳炎の治療が始まりました。


外耳炎の治療

外耳炎の治療は、黒い耳垢を除去する&綿棒を使って耳にお薬を塗りつけると言うものです。
お薬は白いクリーム状のものです。
それを面棒にたっぷり付け、汚れた耳を清掃します。

お薬をつけた後の耳の中は真っ白になります。
が、しばらくするとすぐに脂ぎって黒いコールタール状のものが耳の穴の奥から湧いて来ました。

しかし、これを何ヶ月も繰り返していくうちに、徐々に耳の奥から黒いコールタール状のものは出てこなくなりました。

また、耳の臭いもかなり減少しました。
以前は、うちの犬と一緒に寝ていて、自分の顔の前に犬の頭がある状態でうちの犬のタレ耳を開けると、プーンと凄まじい臭気が漂ってきたものですが、外耳炎の治療が始まってからはそれがなくなり、耳の臭いを嗅いでもほんの微かに臭う程度まで改善しました。

ただし、うちの犬は油ギッシュな体質なのか、耳の中は常にじっとりと脂ぎっているのはあまり変わりなかったりします。

あと、ラブラドールレトリバー垂れ耳ですので、元々耳の中に雑菌が繁殖しやすく、外耳炎になりやすいようです。
(これに油ギッシュの体質が加わって酷くなってしまったような気がします)

ちなみに、『お薬を買って、うちで外耳炎の薬をつけたり耳掃除をしたい』とうちの母が申し出たところ、それはしない方が良いと獣医師さんに言われました。

というのも、家で市販の綿棒を使って耳をゴシゴシやってしまうと、耳に傷がつきやすく、外耳炎が悪化しやすくなるからなんだそうです。
(ずっと思いっきり耳掃除してました。orz)

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