【裏技】 リード付きで問題行動を矯正する
みなさんは、「マタギ犬」という犬をご存知でしょうか?
日本犬なのですが、非常に勇猛で大きな手や長い爪を持ったクマを狩る際に利用されてきました。
全てがマタギ犬や闘犬のような恐ろしい犬ばかりではありませんが、トイグループに属するような超小型犬以外の普通の犬というのは、本気を出して襲ってくれば、人間よりも強いものであると思います。
ですので、一旦権力の順位が逆転してしまうと、なかなかそれをひっくり返すのは難しいかと思います。
特に、手で押さえ込んだり、殴る蹴るというのはなかなか大変なもので、悪さをしようとしている犬を制止する際に逆襲のガウガウにあって結局撃沈する派目にもあいかねません。
新聞紙を丸めた棒で叩く方法もあるかとお思いかも知れませんが、警察犬の訓練風景を思い出してみてください。棍棒を持った悪者に扮した警察官に、警察犬候補生(犬)が果敢に襲いかかっています。
そこで、お勧めなのが、「リード付きで問題行動を矯正するしつけ法」です。
つまり、散歩のときに使用するリードと首輪を、そのまま犬につけて、犬が悪いことをするとチョークをかけて(リードを引っ張ること)教育するしつけ法です。
この時に使用するリードは、短いものよりも長いリードであれば、逆襲にもあいにくかったりします。
(あくまでも私の経験では、ですが・・・)
こうすることで、咬みつかれる可能性を低くし、且つ、適切なタイミングでいけないことを教えられます。また、シャンプーや足拭きの際にガルガルとうちの子が唸っていたときも、チョークをかけることで抑えることが可能でした。
しつけの効果のほかにも、この方法ですと頭の上に手を上げる人間や、棒を持った人間を過度に恐れる犬にならなくて済みます。
(頭を叩かれまくったり棒で叩かれまくりながら育ってしまった犬は、手を頭の上に下ろして撫でようとしたり、傘を犬に近づけると怯えたり攻撃的に成長してしまう場合があります) ですので、問題を起こしてしまった犬を叩く前に、リード付きのしつけを行ってみてください。
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