【なぜこんな顔?】 ブルドッグの顔と性格

ブルドッグは昔、見世物として牛との戦いをする犬でした。
牛に食らいついて、牛を倒すのが彼らの役目だったのです。

牛は大きな動物です。
その大きな動物に食らいつくために必要なのは、強靭な顎です。
ですので、顎は他の犬と比べてもはるかに大きく、頭もがっしりしています。

次に大切なのは首です。
首の太さが非常に太く、首に多くの筋肉がついています。
首の筋肉の細い、華奢な犬であれば、すぐに牛に振り落とされてしまいます。

さらには上を向いた鼻。
これも牛と戦う為には重要な容姿です。
牛に食らいついたままでもしっかりと息が出来るように上を向いた鼻をしているのです。

昔は気性も非常に激しかったそうです。
最近ではだいぶんと気性がおとなしく飼い易い犬に改良されたそうですが、容姿はそのままですので、未だにヘチャむくれな顔をしています。
ただ、気性が顔に出ているせいか、何だか表情がコケティッシュでかわいらしいしく感じます。

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