動物作品(映画・番組・CM)について
動物の映画ってとても心が和みます。また、感動もひとしおだったりします。でも、動物の映画が流行ると、数年後(数ヵ月後)には決まってその動物たちの多くが捨てられます。
- 映画・南極物語 ハスキー犬
- CM・消費者金融 チワワ
- 映画・クイール ラブラドールレトリバー
などなど・・・
動物映画や動物CMに出てきているワンちゃんたちはしっかりと訓練されていますので、自分の飼い犬もそういった具合に成長すると思い込みがちです。
でも実際には、犬の面倒をみたり訓練やしつけを行っていくには、大変な労力が必要となります。毎日の散歩にゴハンの管理に糞の始末、それに何十万もするバッグや靴を噛んでしまう子もいます。さらには、しつけを誤ってしまえば、人間に対しても噛み付いてしまう子に成長してしまったりほえグセがついてしまう子もいます。
本来であれば、これらのことも全てひっくるめた上で犬を飼う覚悟をしなければ、犬を飼うことに失敗して放棄してしまう可能性が高くなるのです。
動物を使った映像
昔、「なめネコ」というのが一世を風靡しました。
学生の不良たちが「なめんなよ!」という口癖をしていたのを文字って、不良の恰好をさせたネコのことをなめネコとして、カレンダーやポスターなどの商品を売り出したのです。
そのなめネコは、その愛らしさとユーモアセンスから一躍大ヒット。
すっかり人気商品となったのでした。
しかしそんな中、一つの問題が取りざたされるようになりました。
なめネコ撮影時のネコの待遇です。
なめネコは、猫背のネコが背筋の伸びた人間の不良のような姿勢をして、踏ん張って立っている(座っている)のが売りでした。でも、それを撮影する為にガムテープで棒とネコをがっちりと固定したり、針金でグルグル巻きにしているのではないかという疑惑です。
でも、本当のところ、なめネコの撮影はネコ用の服を着せられて座っているネコを撮影しただけでしたので、TVや雑誌などで特集が組まれて、何度もその疑惑は打ち消されてきました。
(一度広まった噂ってなかなか消えないんですよネ・・・(^_^ ;))
ちなみに、どうでもいいことなのですが、日本発の「なめネコ」は、現在、海外でもかなりの人気です。日本でも徐々に「なめネコ」人気が復活してきたそうです。
それと、これもどうでもいい話なのですが、なめネコの「又吉」という男の子(ネコ)は、実は女の子だったんだそうです・・・。(^_^;)
それはそうと、アメリカの動物映画のメイキングを見てみると、動物愛護団体の方々が撮影中に撮影に使われた動物達がひどい目に合っていないかをチェックする為に、撮影現場に立ち会っていたということを監督さんが言われていることが多々あります。
動物が死ぬシーンとかかわいそうな目に遭っているのを見ると、かなりかわいそうですが、実際には動物愛護団体の方々が立ち会っており、撮影された動物達は実際にはひどい目に遭っていないのだと考えると、ちょっとだけ気分が安らぎます。
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